線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)

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線維柱帯切開術(トラベクロトミー)とは?

線維柱帯切開術(トラベクロトミー)とは?

線維柱帯切開術(トラベクロトミー)は、線維柱帯を切開して房水の流れを改善する手術方法です。一時的な眼内出血を伴うことがありますが、通常、数日で自然に消退します。
線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)に比べて、トラベクロトミーは合併症のリスクが低く、安全性が高いとされています。しかし、眼圧を大幅に下げる効果は期待できない点もあります。
■線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)
線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)は、強膜を切開し、前房と結膜下組織の間に房水の新しい流出路を作成する手術です。眼圧を有効に低下させることが可能ですが、術後の管理が難しい手術となります。
入院による術後管理が求められるため、適応となる場合には専門病院をご紹介いたします。

線維柱帯切開術(トラベクロトミー)の内容

手術はおおよそ10分間で完了し、局所麻酔を施して行います。
専用フックでの切開、また糸を使った切開の両方に対応しており、どちらの方法を選択するかは手術前の眼圧の状態をもとに決定します。白内障手術と同時に行うことがあります。

線維柱帯切開術(トラベクロトミー)の特徴

比較的良好な経過が得られやすい

比較的良好な結果が得られやすく、外傷痕も最小限に抑えられます。

合併症が少ない

線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)と比較して、合併症の発生リスクが低いとされています。

注意事項

眼圧を下げる効果は低く、時間の経過と共にその効果が減少する場合があります。

06-6301-5940