光の過敏

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羞明(しゅうめい)とは?

羞明(しゅうめい)とは?

羞明(しゅうめい)とは、通常なら眩しいと感じないような光を眩しく感じる状態のことを言います。他の人ならば眩しいと感じないような光でも眩しいと感じる場合は、この症状が出ている可能性が高いです。
病気が原因となって症状が出ている可能性もありますので、異変をお感じになられたら淀川区十三のぬかだ眼科へご相談ください。

こんな症状はありませんか?

  • 眩しくて視界がぼやける
  • 日光や夜間の光を以前よりも眩しく感じる
  • それほど強い光でもないのに眩しく感じる
  • 強い光を見ると涙が出る
  • パソコンやスマートフォンを見るとギラギラと眩しく感じる

など

羞明の原因

角膜の病気

角膜の病気

羞明の原因の1つとして、角膜の病気が挙げられます。角膜の病気としては、ドライアイや点状表層角膜炎、また病気ではありませんが逆さまつげといったものが原因となります。
ドライアイや点状表層角膜炎の場合は医師の診断に従い、適切な治療を受けましょう。逆さまつ毛の場合は、症状がひどい時は手術等により対応することがあります。

白内障

水晶体が白濁するために、光が乱反射して眩しく感じることがあります。白内障の場合は手術によって治療を行います。
当院では日帰り白内障手術を行っています。

斜視

斜視の場合、視線が外れている方の目からの像が阻害されるのを避けるために、眩しそうに片目をつぶってしまうのではないかと考えられます。

眼瞼痙攣

眼瞼痙攣の症状がある場合も、通常以上に眩しさを感じることがあります。

網膜色素変性・加齢黄斑変性

網膜などの眼底の病気によって、通常レベルの光を眩しく感じます。
網膜色素変性の場合は、視細胞を守るために遮光眼鏡を着用します。

虹彩炎

虹彩炎とはぶどう膜炎とも言い、虹彩に炎症が起きると眩しさや痛み、充血などの症状が現れます。原因は様々ですが、長期間の治療が必要な場合が多く、再発を繰り返す場合もあるので注意が必要です。

視神経疾患

視神経は、眼球で集められた外からの光の情報を脳に伝達する働きをします。この神経細胞は網膜に存在し、そこで検知した情報を脳に伝達することによって脳が情報を認識しますが、この部分で何らかの障害が起きると物が見えづらく感じます。

羞明の治療

日常生活上の工夫

外出時は帽子やフードをかぶって光を遮る、部屋の照明を間接照明にする、遮光カーテンを使用するといった工夫をしましょう。また仕事の合間に定期的に休息をとり、目が疲れないようにしましょう。

パソコンやスマートフォンの使用を控える

パソコンやスマートフォンを長時間続けて使用することは避け、定期的に休息をとって目を労わりましょう。またパソコンやスマートフォンの輝度を下げることも有効です。

早めの休息

仕事や勉強の合間には意識して定期的に休息をとるようにし、目を休めましょう。

職場での留意事項

職場では照明に近い場所や窓際は避け、照明や日光が強くない場所で勤務させてもらうようにしましょう。

遮光眼鏡

遮光眼鏡を使用しましょう。遮光眼鏡はサングラスよりも光を遮るのに有効です。

06-6301-5940