- HOME>
- 単焦点眼内レンズ
単焦点眼内レンズとは?
単焦点眼内レンズは、遠距離もしくは近距離のいずれか一方に特化した焦点を持つレンズです。選んだ焦点距離に合わせて視界がクリアになり、逆の距離は眼鏡を利用して視力を補うことになります。
例えば、遠距離に焦点が合わせられたレンズを選択した場合、近距離の物は読書用の眼鏡を利用するなどの対応が必要になります。反対に近距離用のレンズの場合には、遠くの物を見るための眼鏡が必要となります。
単焦点眼内レンズのメリットとデメリット
メリット
焦点が合う距離はクリアに見える
指定した焦点距離においては、鮮明でクリアな視界が期待できるようになります。
保険適用なので費用が抑えられる
・健康保険の対象となるため、費用が抑えられます。
デメリット
眼鏡の使用頻度が増える
焦点の範囲が限定されるため、眼鏡の使用頻度が増えることが予想されます。
単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの比較
単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズ、それぞれの違いを以下の表でご説明します。
単焦点眼内レンズ | 多焦点眼内レンズ | |
---|---|---|
焦点距離 | 一点 (遠または近) | 複数点(遠・中・近) |
クリアな視界 | 選択した焦点距離のみ | 複数の焦点距離 |
眼鏡の依存度 | 高め | 低め |
保険適用 | あり | 保険適用外(※選定療養の対象となり、手術費用の一部が保険適用) |