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目が赤い・充血している
「いつの間にか目が充血していた」という経験がある方も多いのではないでしょうか?
充血の原因は、目の表面にある血管が拡張したり、場合によっては血管が傷ついて出血したりすることです。
どちらの場合でも原因となる症状が落ち着けば症状は治まりますが、血管の拡張にしても、血管の傷つきにしても何らかの病気によるものの可能性がありますので、充血が長く続くようでしたら淀川区十三のぬかだ眼科へお気軽にご相談ください。
こんな症状はありませんか?
- 片目だけが充血している
- 物が見えにくい
- 痛みはないが目が充血している
- 白目が赤い
- 充血に加え、目やにが出る
など
目が赤くなる原因
異物混入
ごみやホコリ、小さな異物などが目の中に入って、角膜や結膜を傷つけることによって目の表面で炎症が生じて充血します。
通常は、涙によって付着した異物が洗われて自然に症状は治まりますが、しばらくしても炎症が治まらない場合は、医師の診察や治療を受ける必要があります。
コンタクトレンズの長時間装用
コンタクトレンズを長時間装用していると、目が酸素を取り込みにくくなり、酸素をより多く取り込もうとして血管が拡張します。このために目が充血します。
またコンタクトレンズには目に見えない小さなごみやホコリなどの汚れが付いていますので、長時間の装用によって目の表面が汚れて、かゆみや痛みを感じるようになり炎症が起きてしまいます。
コンタクトレンズには適正な使用時間が定められていますので、それを守って快適に使用しましょう。
結膜下出血
結膜に出血が見られる状態で、出血のために目が充血して赤くなります。原因は疲労の蓄積、高血圧、目の打撲などですが、片目だけで起こりやすい傾向にあります。
通常は1週間程度で症状は治まります。
アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎とは、花粉や家の中のホコリやごみ(ハウスダスト)、ペットの毛、コンタクトレンズの汚れなどが起因となってアレルギー症状が起き、目の充血、目やに、目のかゆみなどの症状が現れる病気です。
アレルギー性結膜炎のうち花粉が原因となるものは、いわゆる「花粉症」としてよく知られていて、春先などには多くの方が悩まされています。
ぶどう膜炎
ぶどう膜とは、眼球の奥にある脈絡膜、瞳の周囲にある虹彩、および毛様体の3つの総称で、眼球の中心部分を包み込むように広がって存在しています。
ぶどう膜が何らかの原因によって炎症を起こすのがぶどう膜炎で、目の充血や視力の低下、目のかすみや痛みなどの症状を引き起こします。結膜炎と比べて治療に時間がかかるとされています。
目が赤い場合の対処法
長時間の仕事や勉強などで目を酷使したことによる目の充血の場合は、その後でしっかりと休息をとることで症状が改善します。またコンタクトレンズを長時間装用したことによる目の充血の場合は、一旦コンタクトレンズを外して回復をはかることで症状は落ち着いてきます。
どちらも目の負担になるような行為ですので、できるだけそのような状態になることは避け、しっかり目を休ませるようにしましょう。
目の充血がなかなか治まらないような場合や、充血以外にも症状が見られる場合には何らかの病気の可能性がありますので、早めに当院までご相談ください。患者様から丁寧に症状をお聞きした上で、適切な治療を行わせていただきます。